キャブレターとは、エンジンのシリンダー内に送り込むガソリンを混合気へと変化させる装置のことじゃ。
※キャブレター=気化装置(気化器)
シリンダー内での燃焼効果を高める為にキャブレターは空気とガソリンを「理論空燃比」に近づけた状態に調整しシリンダー内へガソリンと空気の混合気を送り込む役割を担っておる。
キャブレターを通じて空気とガソリンが霧状の小さな粒子状となってシリンダーへ送られた混合気はガソリン比率1に対して空気が15~20の比率の理論空燃比・・・・
◇キャブレターとはガソリンを混合気にする装置(⇒続きを見る)
エンジンは常時大きなエネルギーが必要であるため、エンジン内では常に燃料を効率良く燃やし続けることが重要。
もしキャブレターを使用せずにガソリンを液体のままシリンダーへ送り込んだとしたらガソリンは効率良く燃えることが出来ずに必要な出力を発揮することが出来なくなってしまう。
おがくずはとても簡単に燃えるが暖炉・・・・
◇エンジンにキャブレターが必要な理由とは?(⇒続きを見る)
キャブレターの構造は車種や種類によって異なるが、原理としてはアイロンがけで使用する霧吹きの原理と同じである。
排気ガス規制の後にキャブレターの製造は行われなくなったが、中古市場では今も尚、キャブレター車の数は多い。
キャブレターの構造は霧吹きの原理と同じと言ったが、大まかには・・・・
◇キャブレターの構造は霧吹きの原理と同じ(⇒続きを見る)
フェーエルポンプから送られるガソリンを貯留しておく装置。フロートとニードルバブルでガソリン量・・・・
◇フロート系統の役割(⇒続きを見る)
スピードの変化に伴うスロットバルブの動作を操作しべンチェリー部の空気の流入速度を変える装置。
ハイスピード系統は、ファースト・セカンド系統・・・・
◇ロースピード・ハイスピード系統の役割(⇒続きを見る)
高速道路などの一定スピード以上で走行する際に稼動する装置。
メインジェット内部に専用のパワーバルブとパワージェット・・・・
◇パワー系統の役割(⇒続きを見る)
キャブの弱点とも言える寒い日のエンジンの始動を補助する装置。
寒冷地・・・・
◇チョーク系統の役割(⇒続きを見る)
キャブレターの種類は、マイナーなものを含めると多く存在するが広く知られているキャブとしては
☆CRキャブレター(FCRキャブ)
☆UVキャブレター
☆CVキャブレター(SUキャブ)・・・・
◇キャブレターの主な種類・メーカーの解説(⇒続きを見る)
CRキャブレターはクラッチ及びスロットル動作がベンチェリーと直接リンクしている形式。
急激なクラッチ操作が起きた場合、ベンチェリー内の負圧変化・・・・
◇CRキャブレター(FCRキャブ)(⇒続きを見る)
CRキャブがベンチュリーとスロットルバルブを兼ねているのに対し、CVキャブレターはベンチェリー下部に専用のバタフライバルブを装着し可変する。
尚、SUはCVキャブ・・・・
◇CVキャブレター(SUキャブ)(⇒続きを見る)
キャブレターの代表的なメーカーの種類としては
☆ソレックスキャブレター
☆ウェバーキャブレター
☆カータキャブレター
☆ストロンバーガー
☆ケイヒン・・・・
◇キャブレターのメーカーの種類(⇒続きを見る)
キャブはそれぞれ空気の流入の流れによって情報から下方へ空気が流れる「ダウンドラフト」や現在は使用されなくなっておるがダウンドラフトの逆の流れをもつアッパードラフト。
そして空気の流れが横方向・・・・
◇空気の流れによる種類(⇒続きを見る)